世界一人口が多い国の闇「黒孩子」



人口最多国・中国において、一人っ子政策が実施される中、二番目以降に生まれてしまった「戸籍」を持たない子供達「黒孩子(ヘイハイズ)」の実態が闇深過ぎる…

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「黒孩子(ヘイハイズ)」とは、中国において一人っ子政策が実施されていた当時、超過出産の罰金を払えない家庭の子供や、出生届が提出されないまま人身売買されてしまった子供など、様々な理由によって戸籍を取得出来なかった子供のこと。その数は数千万人から数億人に上るとも言われていますが、正確な数は明らかになっていません。
 
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image credit:The Monsoon Project
 
彼らは戸籍を持たないことによって国民としての様々な権利を失っています。義務教育を受けられない、結婚して子供をもうけることが出来ない、身分証の発行や銀行口座を開設することも出来ず、飛行機や新幹線に乗ることすら許されません。
 
2. 黒孩子の「黒」とは「闇」を意味しており、「闇っ子」という俗称が用いられることもある

image credit:上海海耀律师事务所
 
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image credit:www.zenshin.org
 
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image credit:asiatoday
 
こうした劣悪な生活環境は様々な弊害をもたらしており、2013年には、黒孩子として育った22歳の女性が、育児放棄によって2人の娘を餓死させるという事件が発生しました。この母親は90年代の生まれにもかかわらず、文盲(字の読み書きができない)だったそうです。
 
5. 自分の戸籍を認めるよう政府に訴え続けている女性

image credit:mmtdayon.blog.fc2.com
 
人口増加の抑制を目的として1979年から施行された一人っ子政策ですが、2014年には労働力人口の減少を理由に規制が緩和されました。しかし、それでも労働力人口の増加には繋がらなかったために、2015年に同政策を廃止。2016年には、全ての夫婦に第2子の出産が認められるようになりました。
 
働き手になるという点において男尊女卑の思想が強く残っている中国では、一人っ子政策が多くの無戸籍の女児を生み出したことから、この「二人っ子政策」が「黒孩子」を含む諸問題を解決する糸口になるだろうと言われています。しかし一方では、黒孩子として育ち大人になった「黒戸」が子供を授かり、黒孩子の二世代目が誕生するなど、中国政府は新たな問題の対策に追われている模様です。
 
中国では都市戸籍か農村戸籍によっても格差があり、下記動画はその待遇の違いを説明しています。農村戸籍すら取得できないことの悲惨が伺えます。

 

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世界一人口が多い国の闇「黒孩子」 への1件のフィードバック

  1. 匿名 2017年12月1日10:48 PM

    中国て子供が誘拐されることも多いと聞くが、こういう子供が居たら連れて行かれるのでは?

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