建設費6億円。メキシコの麻薬王の脱獄トンネルがヤバ過ぎた…



メキシコの麻薬王の為に用意された脱獄トンネルがヤバ過ぎた。スケールが違い過ぎる…

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2015年7月11日夜、メキシコ・メキシコ市にある「Altiplano(アルティプラーノ)」刑務所から、メキシコの麻薬王「El Chapo(エル・チャポ)」こと「Joaquin Guzman(ホアキン・グスマン)」受刑者が脱獄しました。その後、グスマンが収監されていた監視カメラ付きの独居房が調べられると、カメラの死角となっていたシャワースペースの床に50cm四方の穴が開いているのが見つかりました。穴にはハシゴが備え付けられており、深さ約10mにも及ぶ穴の底は、高さ約2m・幅約1m・全長1.5kmのトンネルに繋がっていました。グスマンはかねてからこの脱獄を計画しており、全ての準備が整ったこの日に計画を実行。見事に刑務所から逃げおおせてしまったのでした。
 
1. シャワースペースの床に開けられた穴

 
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3. トイレとの仕切り板によって監視カメラからは死角になっている

 
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5. 脱獄の瞬間

 
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トンネル内には換気を行うためのパイプや電力を供給するための電線が通され、トンネル内を照らす照明器具などが付けられていた他、掘り出した土を運ぶために使用されていたとみられるバイクや台車も見つかりました。バイクの前輪はレールに固定されアクセルを回すだけでトンネルを進むことが出来るようセッティングされており、警察が実際にそのバイクに乗ってトンネル内を走行してみたところ、出口まで約3分という短時間で移動することが出来てしまったそう。
 
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メキシコ警察の関係者らはこの脱獄トンネルについて「仮に4人の作業員が約9時間程度で交代し作業に取り組むシフトを組んだとして、その場合には最低でも352日の月日がかかる。」と分析し、また、工事には約6億円程度の費用が掛かっているという推測を立てました。
 
莫大な資産を持つグスマンにとって約6億円の費用など、脱獄出来るメリットを考えればはした金に過ぎないものでしたが、この脱獄計画にはトンネル建設以外の場所でも様々な”作戦”が行われていました。
 
脱獄が行われる数日前、刑務所近くの建設現場ではドリルを使用した騒音の響く工事が始められていましたが、これは脱獄トンネルの穴が刑務所に近づいていたため、その工事の騒音を誤魔化すために行われていた”偽装工事”でした。また、グスマンが独居房の監視カメラから姿を消した後、看守が独居房に着くまでに約18分もの時間を要していたことが判明しています。これはグスマンのような重罪人に対しての警戒態勢としては明らかに不自然なものであり、当局は同刑務所で働く職員30名に事情聴取を行いました。その結果、グスマンの脱獄計画に関与していたとみられる数十名の職員が起訴され、”所長”を含む職員3名が解雇されています。
 
グスマンは過去にも刑務所の職員を買収し脱獄を成功させている経歴があり、”外側と内側”の両方から脱獄を進めていくというのは彼の常套手段だったのでした。
 
とある麻薬カルテルの構成員はこのことについて次のように語っています。
 
「チャンスを得るのに警備員の買収は必須条件だ。そして奴らは、グスマンがどれほど金持ちなのかを知っている。グスマンは恐らく、賄賂だけでも相当な金額を支払っているだろう。」
 
12. トンネル内部に放置されていた作業用具

 
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15. 出口

 
16. トンネルの出口に建てられていた倉庫周辺の様子

 
17. トンネル建設の騒音を誤魔化すための偽装工事が行われていた場所

 
18. アルティプラーノ刑務所とトンネル出口の建物の衛生写真

 
19. トンネル出口付近の衛生写真 上:2014年2月撮影 下:2015年2月撮影

 
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脱獄後、グスマンは自身のSNSに「二度あることは三度ある」という警察当局を挑発するようなメッセージを投稿しています。しかしその後、彼は2016年にメキシコで身柄を拘束され、2017年1月にはアメリカへと移送されています。
 
グスマン再逮捕のニュースは国中を沸かせましたが、一方では、グスマンの逮捕を嘆く声も挙がりました。というのも、グスマンは悪事に手を染める一方で、国が大きな自然災害に見舞われた際には、いち早く援助を行う慈善活動などにも取り組んでいたため、彼を支持している人々は少なくないのだそう。なんでも、グスマンの支持者が集まる一部の地域では「3回目の脱獄を応援している」というTシャツが売り出されているのだとか。
 
トンネル内部の様子

 
via:dailymail
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